ワインの賞味期限はどれくらい?開封後何日日持ちするのか検証
ワインはどれくらい日持ちするの?と気になったことはありませんか?
毎日ワインを飲まれる方でしたら、2~3日で1本は空いてしまいますよね。僕も2日もあれば1本は空いてしまいます(笑)
私は毎日飲まないし量もそんなに飲めない!と思われた方も多いはず。
でも大丈夫です!
最近は便利なワイン保存グッズもありますし、自宅でも簡単にできる保存方法もご紹介していきます。
この記事は、開栓後のワインはどれくらい日持ちするのか知りたい!また、残ったワインの美味しさをキープしたまま保存したい!という方に読んで頂きたいです。
少しでも家飲みワインライフを楽しく豊かなものにしていきましょう!
開栓後のワインの日持ちは約3日!
結論から申しますと抜栓(開栓)したワインの日持ち(保存期間)は約3日と覚えてもらって大きくはずすことはありません!
ただ、スパークリングワインは2日くらいで飲み切ってしまったほうがよいです。
だいたい3日間で飲み切ったほうが良いの【だいたい】というのはワインによって違ってくるからです。酸化防止剤の添加量や赤ワインなのか白ワインなのかによっても変わってきます。詳しく説明しますね。
スパークリングワインの場合
シャンパンのようなスパークリングワインは、液体の中に二酸化炭素が溶け込んでいます。一度開栓すると圧力が下がり二酸化炭素が気泡として立ち上がります。
開栓後、日にちが経てば炭酸ガスがワインから抜けていき気の抜けたスパークリングワインになってしまいますよね。
ですので、スパークリングワインとして楽しめる日にちは約2日です!
瓶内のワインの減り具合やスパークリングワインの製法によっても泡の抜け具合が微妙に違います。
1日目に750ml中300mlしか残らなかった場合と600ml瓶中に残った場合では、炭酸ガスが逃げれる体積が300mlしか残らなかったほうが大きくなります。この場合は、ワイン中の二酸化炭素が多く逃げていくので次の日に飲むスパークリングワインは、より多くの炭酸ガスが抜けたスパークリングワインとなっているはずです。
製法による違いで炭酸ガスの抜け方が違うについては、この記事では割愛させて頂きます。
白ワインの場合
白ワインの場合、冒頭でも申し上げましたが開栓(抜栓)から約3日程度で飲み切るようにしてください!
開栓後は急激に酸化が進みます。特に近年よく見かける酸化防止剤無添加のようなワインは、酸化防止剤が添加されているワインに比べて酸化するスピードが早く、開栓後は早めに飲むようにしてください。
ただ、白ワインでも極甘口ワイン(デザートワイン)は、開栓後1ヵ月程度は楽しめます。
赤ワインの場合
赤ワインも白ワイン同様に開栓後は3日程度で飲み切るのが理想です!
赤ワインには、タンニンと呼ばれる抗酸化力を持つ成分が含まれています。白ワインに比べると酸化しにくく開栓後も日持ちし、1週間程度美味しく飲める赤ワインもありますが、普段飲むような1,000円台から2,000円台くらいの赤ワインは3日程度と覚えてもらって問題ないでしょう。
ワインの酸化について解説
ワインの酸化の原因はワイン内の揮発性成分(香気物質)が酸素と触れることにより起こります。
ワインの成分は酸素に触れることにより味や香りが変化していきます。
酸化はワイナリーで葡萄を収穫し、ワインの元となるジュースが酸素に触れているときも起こります。
そのため、ワイン生産者はこの時点で酸化防止剤を少量添加したりすることが多く、またその後の製造過程でもう一度添加します。
健康的なワインを作るために酸化防止剤を少量添加する生産者がほとんどではないでしょうか。
酸化するとどんな味わいになるの!?
ワインは酸化しすぎると、一言でいうと酸っぱくなりアルコール感も際立ちます!
開栓後、時間が経つと芳香成分が揮発しワイン自体の香りや味わいのバランスが崩れ美味しく感じなくなります。
白ワインは特に酸っぱく感じ、赤ワインは酸っぱさと渋さが強調される味わいに変化していきます。
3日以上日持ちするワイングッズのご紹介!
僕が今まで使って一番いいなと思ったワイン保存グッズはこちらのプルテックアンチオックスという商品です!
このアンチオックスという商品は、扱い方がとても簡単で飲み残しのワインに被せるだけで酸化を防いでくれる優れものです。
僕もこのプルテックアンチオックスを使用しており、+3日程度は長持ちしているなという印象です。
ですので、1週間ほどは安心して保存できますね。
保存グッズが無くても大丈夫!ワインを酸化させない保存方法2選
アンチオックスが無くてもご自宅で酸素に触れるのを極力減らせば、酸化のスピードは緩めることが可能です。
ご自宅でもできる方法を2つご紹介するのでお試しください。
小瓶またはペットボトルに移し替える
ご自宅にある残ったワインがちょうど入りそうな小瓶またはペットボトルに移し替えることによりワインの酸化を抑えることができます。
小瓶と言ってもなかなか無いですよね。小瓶が無い方は次の方法を試してください。
タンブラーなどコップに移し替える
小瓶が無い方はタンブラーなどのコップに移し替えて少しでも酸素に触れないようにするだけで少し酸化のスピードを抑えることができます。
是非一度お試しください。
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